今年1月、オメガは高い技術力を駆使してアイコニックなキャリバー321の第2世代の再構築に成功し、これを搭載した「スピードマスター ムーンウォッチ321ステンレススティール」を発表した。
tote711パロディそして、いよいよ、月面で時を刻んだ伝説的キャリバーを受け継ぐタイムピースが、発売される。搭載されているキャリバーは、世界中のコレクターや時計愛好家から長年にわたって讃えられ、待ち望まれていたキャリバー321である。
オメガ「スピードマスター ムーンウォッチ 321 ステンレススティール」
手巻き(cal.321B)。17石。1万8000振動/時。約55時間パワーリザーブ。SSケース(直径39.7mm、厚さ13.71mm)50m防水。特製ボックスに、付け替え用のベルクロストラップとNATO ストラップ、およびムーンウォッチとキャリバー 321 についてのリーフレットが付属。151万円(税別)
SS製39.70mmケースのデザインは、1965年にアメリカが最初に行った宇宙遊泳で着用されたスピードマスター第3世代からインスパイアされている。新しいモデルの特徴として、ホワイトエナメルのタキメータースケールを配したポリッシュ仕上げのブラックセラミック製ベゼルリングやアイコニックな“ドット オーバー 90”(タキメータースケールの90 の数字の斜め上にドット)などがあげられる。また、ブラックステップダイアルを華麗に彩るのは、お馴染みの”ムーンウォッチ”スタイルの針とヴィンテージのオメガロゴなど、往年のモデルを彷彿させる特徴も再現されている。
月に降り立った瞬間から伝説となったスピードマスター
スピードマスター ムーンウォッチ321ステンレススティール
51年前の7月、アポロ11号の宇宙飛行士たちは人類史上初の一歩を月面に刻んだ。その時彼らが身につけていたスピードマスターに搭載されていたのが、キャリバー321だった。今では時計好きの誰もが知るこのムーブメントは、その後すべての月着陸計画においても常に宇宙飛行士の側にあり続けたのだ。
キャリバー321
スピードマスター ムーンウォッチ321ステンレススティール
サファイアクリスタル製のケースバック越しに、キャリバー321をいつでも眺めることができる。オメガは、このムーブメントを復活させるため、1972年にアポロ17号に搭乗した宇宙飛行士ユージン・“ジーン”・サーナンが実際に着用したスピードマスターを、トモグラフィーというデジタル スキャンテクノロジーを用いて内部解析を行うなど、広範囲に渡る研究活動と再構築作業に2年の歳月を費やした。
コスモグラフ デイトナ コピームーブメント一つ一つはオリジナルの仕様に沿って忠実に再現すべく、オメガ専用キャリバー321ワークショップ内にて組み立てられている。
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